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【ヤマト運輸】配送料全面値上げ

            

 

 

 

 

 

 

 

 

クロネコヤマトの宅急便で有名なヤマト運輸が、運賃一斉値上げに踏み切る事が判明した。

 

個人的には、2年前くらいに実家に農家直売の米を送る為に、ヤマトに行った事が有ったんですが、その半年前よりも送料が500円以上値上げして居て、そのまま郵便局へハシゴして郵便局から送った覚えがある。

(ちなみに郵便局の方が、当時1000円以上安かったw)

 

それ以来、ヤマトは使用していないですが、過去に運送業に従事していた自分は、裏にはこう言った状況があるのだと薄々思って居たが、ここまで酷い状況だとは思わなかった。

 

 

ー以下引用ー

 

 

ビジネスモデルは限界… 元運転手「昼食はチョコレート」

 

ヤマト運輸が宅配便運賃の全面値上げの検討に入ったことは、サービス拡大を続けてきた宅配便のビジネスモデルが限界に達している実情を浮き彫りにした。インターネット通信販売の拡大による荷物個数や再配達の増加は、現場の労働環境悪化だけでなく企業業績にも影を落とす。値上げは不可避の情勢で、個人消費の一形態として急成長してきたネット通販市場のあり方も問われる。

 

■配送数増でも利益減

 

配送の合間には休憩がほとんどとれず、昼食はトラックの中でチョコレートを口にする程度

 

ヤマトでドライバーをしていた元従業員の男性は、疲弊する現場の実態をもらす。値上げの検討に踏み切った背景には、こうした労働環境の悪化がある。

 

ヤマトは平成25年に通販大手アマゾンの配送を請け負うようになってから「体感で荷物が2〜3割は増えた」(同)とされ、平成28年4月〜29年2月における宅配便の取扱個数は前年同期比8%増の約17億1226万個。年度全体では約18億7千万個と過去最高を更新する見通しだ。

 

配送全体の2割を占める再配達の増加も、ドライバーの負担に追い打ちをかけている。指定された時間に配送しても受取人が不在というケースも少なくない

 

しかも取扱個数の増加は宅配事業者の利益につながっていない。ネット通販事業者が時間帯指定や当日配送などのサービスを拡充した分、配送効率が下がり、利益を圧迫するためだ。荷物が集中した28年10〜12月は外部委託費などがかさみ、ヤマトホールディングスの営業利益は前年同期比で約69億円の減益だった。

 

石井啓一国土交通相は「深夜に頼めば翌日届くようなサービスもあり、物流業者に相当の負担がかかっている」と指摘する。また現在調査中の未払い賃金により、業績がさらに悪化する懸念もある。

 

■無料のハードル上昇

 

今後の焦点は最終的な値上げ幅とネット通販事業者側の対応に移る。

 

ヤマト側は大口事業者に対し、配送運賃を値上げするほか複数商品をまとめて送るなど、発送方法の改善も求める考えだ。事業者ごとの再配達データも示しながら交渉を進めるとしており、SMBC日興証券の金森都シニアアナリストは「送料無料になる購入金額の水準を引き上げる事業者も出てくる」と分析する。

 

アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「送料無料は大事なサービス」としており、手厚い配送サービスを維持する考え。だが、その場合でも値上げ分が商品の本体価格に転嫁される可能性がある

 

ネット通販は物販消費の5%近くを占めるまでに成長した。その影で、配送インフラの疲弊は深刻だ。

 

 

引用元:産経ニュース

http://www.sankei.com/economy/news/170307/ecn1703070028-n1.html

 

 

ー引用終わりー

 

 

>インターネット通信販売の拡大による荷物個数や再配達の増加は、現場の労働環境悪化だけでなく企業業績にも影を落とす

 

インターネットの通販の増加は運送会社から見たら、単なる負担にしかならないと思います。

特に小口運送の個数が無駄に増える上に、そんな金にもならない荷物の再配達など、運送会社からしてみれば『ただの赤字商品』でしか無いからです。

それを補う為に、一番弱い立場のドライバーが『サービス残業』と言う劣悪な環境に追い込まれるケースも少なくないし、その分モチベーション低下で、サービス精神が堕落する事もあり、それが業績悪化の原因に繋がるケースが増えていると思います。

 

>配送の合間には休憩がほとんどとれず、昼食はトラックの中でチョコレートを口にする程度

 

休憩が無くチョコレートと言うのは、多分大袈裟な表現ではなく、本当の事だと自分は思います。

20年ほど前に自分が働いていた運送会社は、大手運送会社の孫請け企業(零細企業)だった為、休憩どころか睡眠時間もマトモに無いくらいの過酷労働だったのを思い出します。

 

ただ、ヤマトほどの大企業でも、今やそんな状況に追い込まれている背景には、過剰な物流サービスと大口運送取引の減少、逆に小口運送取引の増加によるモノだと思います。

 

>通販大手アマゾンの配送を請け負うようになってから「体感で荷物が2〜3割は増えた」

 

正直、アマゾンの配送請負は、運送業者には『わりの合わないただの負担』なのだと思います。

消費者にお得感が出る『送料無料』の背景には、『大損配送』をする業者の悲鳴があると言う事ですね。。。

特にアマゾンの過剰な消費者向けサービスは、運送業者にとっては『奴隷制度』みたいなモノですから。

 

>再配達の増加も、ドライバーの負担に追い打ちをかけている。指定された時間に配送しても受取人が不在というケースも少なくない

 

意外に個人荷物に関しては、この『再配達』と言うモノは少ないと思います。

再配達が多いケースは、やはり『ネット通販』での買い物でしょうね(笑)

 

個人(知り合いや家族など)からの配送依頼の場合、受取人(送り先の人)に『〇日の〇時くらいに荷物届くよー』みたいなやり取りがある分、受け取り側も、その時間帯には自宅に居る様にする事で、不在と言うケースは少ないですが、ネット通販活用だと、ホームページを閲覧した時に『思いつき』で注文したり、配達日や配達時間を指定出来なかったりする事もある為、行き当たりばったりの配達になる事で『再配達』だらけの現状になるのだと思います。

 

>ネット通販事業者が時間帯指定や当日配送などのサービスを拡充した分、配送効率が下がり、利益を圧迫する

 

これらが『利益を圧迫する』とありますが、こんなモノは言うまでもありませんが『直接負担を被る』のは、配送ドライバーです。

 

>石井啓一国土交通相は「深夜に頼めば翌日届くようなサービスもあり、物流業者に相当の負担がかかっている」と指摘する。

 

先にも書きましたが、孫請け運送会社(零細企業)は、既に20年前にはこんな状況でした(企業大口荷物ですが)

 

例えば企業が夕方に『明日8時着指定ね』と言えば、運送業者はそれに従わないと、次から仕事が無くなります。

そして、たとえそれが関東から九州への配送だとして、ドライバーが荷受をしたのが午後9時だとしても、次の日の8時に間に合う様に配送しなければいけません。

更に大手運送会社と違って、高速道路指定では無い事が多い為、寝ず食わずノンストップで配送するか、ドライバーが自腹で高速道路を使うかと言う選択に迫られる事もありました(それが原因で自分はドライバーを辞めた)

 

こんな過酷な環境が、今では金にもならない小口配送ですらあると言うのですから、ドライバーは奴隷の如く働かされて居るのだと思います。

 

>また現在調査中の未払い賃金により、業績がさらに悪化する懸念もある。

 

先に書きましたが、劣悪な環境の上に、未払い賃金まであったら、ドライバーのモチベーションはガタ落ちだし、離職率も半端ないと思います。

(実際自分が住んでいる地域では、ヤマトのドライバーの求人は毎週出てるしw)

 

>送料無料になる購入金額の水準を引き上げる事業者も出てくる

 

今まで物流業者の足元を見て、運賃値引きして利益を得てきた通販業者ですから、その運賃が値上げとなったら、自分たちは負担しなくて良い様に今度は消費者に負担を強いるのは、目に見えて分かりきった事でしょう(笑)

 

>アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「送料無料は大事なサービス」としており、手厚い配送サービスを維持する考え。だが、その場合でも値上げ分が商品の本体価格に転嫁される可能性がある

 

間違いなく商品の本体価格に転嫁させるでしょうね。

なにしろ、日本に法人税を全く払っていないアマゾン様ですから、日本人の消費者の利益など考えて自分たちが負担しようとは思わないでしょうから(笑)

 

 

まぁ、結論を言えば『これから通販は美味しくなくなる』と言う事に尽きるでしょう。

 

今までが『早い、安い』を売りにしてきたネット通販ですが、ヤマトの運賃値上げにより、そのシステムが根本から見直す事になりそうですから。

 

自分たちが損をしてまで『お客様の為に』なんて本気で考えてる通販業者は、おそらく今の日本にはほとんど無いと思いますし(笑)

 

まぁ、昔みたいに近所の小売店での購入する価格とほぼ変わらない様になる時も近いかもしれませんね。。。

そうなったらほとんどの人が、近所の小売店で購入する様になると思います(笑)

 

なにしろ通販のホームページで『大袈裟に綺麗に観える商品の写真』を見て注文して、実際に届いた商品がショボいと言う現象もなくなるでしょうし、ネット通販では届くのに数日掛かる反面、小売店ではその場で商品を見て買えるのですから。

 

 

どっちにしろ、便利になり過ぎた時代の、見えない部分の暗部かもしれませんね。。

 

 

それでは今回はこの辺で。。。

 

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